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「男児急変時の中央ICU、非常に混乱」応援小児科医が証言

レポート 2024年3月18日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

 東京女子医科大学病院に入院中の2歳10カ月の男児が2014年2月に頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法(ピシバニール注入療法)後に死亡、中央ICUで術後管理にあたった麻酔科医2人が業務上過失致死罪で在宅起訴された事件の第7回公判が3月18日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれ、男児の急変時に応援に呼ばれた小児科医は、中央ICUに駆けつけた際、「一言で言うと非常に混乱している感じだった」「パニックになっているように見えた」と当時の様子を振り返った。...