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瀬戸東大教授が最終講義「『よりよい手術で治す』ことを目指す」

レポート 2024年4月3日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

東京大学大学院医学系研究科消化管外科学教授で、東大病院長などを歴任した瀬戸泰之氏が3月29日、定年退職を迎え、最終講義を行った。テーマは「『よりよい手術で治す』ことを目指す」。瀬戸氏はダビンチによる食道がん手術を世界で初めて手掛けるなど、食道外科の第一人者。自らが執刀、あるいは助手を務めた食道がん1229例を含む食道切除術1251例の手術成績を披露、多くの医師の教えを受け、創意工夫を重ね、外科医として「よりよい手術で治す」ことにまい進できたとし、関係者への謝辞を述べた。...