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「Clinician Educator」「バイアウト制度」等で教育・研究充実を

レポート 2024年4月18日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

文部科学省の「今後の医学教育の在り方に関する検討会」(座長:永井良三・自治医科大学学長)は4月18日の第9回会議で、第二次中間取りまとめに向けて議論した。医学教育と医学研究の充実の2つが柱で、診療と教育にエフォートを割く「Clinician Educator」、「臨床実習指導医(仮)」の称号付与、研究者が研究以外の業務代行経費を研究費から支出する「バイアウト制度」などを提案した内容だ。大学勤務の教員や研究者が診療・教育・研究の全てを担うことが難しくなっていることから、教育や研究に注力できるよう、時間的、経済的な配慮を行うほか、教育や研究に関する適切な評価を求めているのが特徴と言える。...