「診療報酬」医師の給与にも影響
スペシャル企画
2024年4月27日 (土)
m3.com編集部
今さら聞けない…そもそも診療報酬とは?
「診療報酬」とは医療への対価として医療機関に支払われる費用のことです。現役世代であれば3割は患者の自己負担、7割は保険者が医療機関へと支払う仕組みです。
自己負担の割合は年齢や収入によって異なり、就学前の子どもは2割、70歳以上75歳未満は所得に応じて2~3割、75歳以上は所得に応じて1~3割です。
支払われる金額は、医療行為一つ一つの点数を足し合わせて算出されます。初診料などの基本診療料のほか、医療行為について定めた特掲診療料があります。診療報酬の点数は「1点=10円」で計算し、この点数は全国どこでも共通です。
医療機関は毎月、レセプトを作り、審査支払機関へ請求します。審査を経て、医療機関に支払われるのは2カ月後になります。...
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