33病院が時間外特例指定受ける、福岡除く九州・沖縄

　罰則付きの時間外労働時間規制など「医師の働き方改革」諸制度が他業種に遅れること5年、4月1日に始まった。時間外労働時間が土日祝日を含めて年960時間を超える医師が1人でもいる病院は「特例水準」の指定を都道府県から受ける必要があり、m3.com編集部ではこの指定を受けた病院を都道府県別に集計した。 　福岡県を除く九州地方6県と沖縄県では7つの大学病院本院など33病院が指定を受けた。種類別ではB水準（特定地域医療提供機関）が29病院、連携B水準（連携型特定地域医療提供機関）が12病院、C-1水準（技能向上集中研修機関）が13病院、C-2水準（特定高度技能研修機関）の指定を受けた病院はなかった。県別では佐賀県が3病院、長崎県が2病院、熊本県が2病院、大分県が3病院、宮崎県が3病院、鹿児島県が7病院、沖縄県が13病院。...