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「明らかに母親が使う目的でも…」ヒルドイド処方巡る実態は

レポート 2024年5月6日 (月)  佐藤真希(医療ライター)

10月から特許が切れた先発医薬品の患者負担を引き上げる施策で、保湿用塗り薬「ヒルドイド」が対象に含まれることとなった。患者や患者家族から美容目的と思われるヒルドイド処方を求められたことがあるかどうか、m3.com会員に聞いたところ、開業医の40.6%、勤務医の34.5%が「ある」と回答した。「明らかに母親が使う目的でも、子どもがヒルドイドでないと治らないと言ってくる」「処方できる最大量を希望された」「使用量が多すぎると指導したところ、以降来なくなった」といった経験談や、さらなる負担増を求める声が数多く寄せられた。...