「人工呼吸器の抜管、小谷医師の先決的な判断にあらず」
レポート
2024年7月12日 (金)
橋本佳子(m3.com編集長)
「東京女子医大事件」では、東京女子医科大学病院の中央集中治療部(中央ICU)で誰が治療方針等の判断を行い、その責任を負うべきかが重要なポイントだが、7月12日の第14回公判で証言した呼吸器内科医の供述調書には、「抜管の判断は、小谷医師の先決的な判断ではなく、主治医や中央ICU医師が、抜管可能であれば、患者のリスクを第一に考え、抜管は行われていた」と記載されていることが示された。検察の取り調べの際の供述調書だが、呼吸器内科医は「そうした供述をした可能性はあるが、今の記憶は曖昧」と述べた。...
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