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38歳医師、厚労省やWHO、民間企業など経て国会議員に - 阿部圭史・衆院議員に聞く◆Vol.1

インタビュー 2024年11月26日 (火)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

 先の衆議院議員選挙では、医師資格を有し、初当選した議員が複数いる。その一人が、「危機に強い社会をつくる」を掲げ、日本維新の会から立候補した阿部圭史氏。38歳の医師だ。兵庫2区で比例復活当選を果たした。  2つの「3.11」がその原点。北海道大学医学部の卒業間際に直面した2011年3月11日の東日本大震災では、連絡が取れなくなった宮城県沿岸部の親戚を捜して避難所を回った。WHO(世界保健機関)が新型コロナウイルス感染症のパンデミックを宣言した2020年3月11日、ジュネーブのWHO本部で健康危機管理官として勤務していた。  『感染症の国家戦略』(東洋経済新報社)の著書もある阿部氏。国政を目指した経緯、初当選の受け止め、今後の展望をお聞きした。...