専門医と最新AIの診断精度に有意差なし、皮膚科領域で
オピニオン
2025年1月19日 (日)
大塚篤司(近畿大学医学部皮膚科主任教授)
近年、人工知能(AI)の著しい進歩により、医療の様々な領域でAIを活用する取り組みが加速しています。特に皮膚科領域では、肉眼やダーモスコピーによる画像診断が重要な位置を占めるため、AIの画像解析能力との親和性が高いだろうと指摘されてきました。悪性黒色腫や基底細胞癌といった悪性腫瘍をはじめ、水疱性類天疱瘡、帯状疱疹、皮膚筋炎など、幅広い疾患の診断において、AIが早期発見・早期治療に寄与するのではないかという期待が高まっています。...
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