病医院の倒産・休廃業等が年641件、2024年過去最多に
レポート
2025年1月22日 (水)
小川洋輔(m3.com編集部)
信用調査会社帝国データバンクは1月22日、2024年の病院・診療所の倒産が37件、休廃業・解散が604件に上り、過去最多となる計641件が事業を続けられなくなったと発表した。件数は事業者数ベースで、施設数ではさらに多い可能性がある。コロナ禍以降の受診減や材料費・人件費の高騰が経営を圧迫しており、倒産の主因は収入減少が目立つ。同社は、開業医の高齢化によって診療所の休廃業・解散が増えており、2026年には歯科を含めた倒産や休廃業等が計1000件に達する可能性が高いとみている。...
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