「恨みと責任追及」の事故調、国際標準に転換を、全医連
レポート
2025年1月27日 (月)
橋本佳子(m3.com編集長)
全国医師連盟は1月26日、「日本の事故調査をどう変えるべきか?」をテーマにシンポジウムを開催、理事の中島恒夫氏は、「医療事故調査の唯一の目的は、さらなる事故の発生を防止すること」と述べ、「ISO 5665」の成立を受けて、「恨みと責任追及」ではなく、再発防止に向けた学習型の事故調査に転換する必要性を訴えた。個々の医師、医療者に対しては「自分が責任を負えば、丸く収まるという考えは、絶対にしてはいけない。いずれ誰かが同じ事故に遭う。正しい事故調査の妨げになる」と呼び掛けた。...
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