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「男児の死因はPRIS」、救命可能性も言及、小児集中治療医

レポート 2025年1月27日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

 2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の第22回公判が1月27日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれ、検察官から依頼を受け男児の死因を検証した小児麻酔・集中治療を専門とする医師は、「プロポフォールが比較的大量に投与されたことに伴うプロポフォール注入症候群(PRIS)であると判断する」と証言した。...