急性期で病床稼働率95%でもなお残る課題 - 泉大津急性期メディカルセンター◆Vol.3
レポート
2025年6月18日 (水)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
――2024年12月の開院から半年弱が経ちました。統合のメリット、デメリットをどう受け止めておられますか。
メリットとしては、社会医療法人生長会から見れば病床を380床(再編前の府中病院)から、467床(泉大津急性期メディカルセンター300床と再編後の府中病院167床)に増床した点が挙げられます。高度急性期医療を安定的に提供するには在院日数を短縮し、速やかに退院・転院を促すことが必要です。そのための後方ベッドとして、167床を持てるようになったことが最大のメリットです。...
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