8割の病院、医師不足の診療科でも給与額変えず
レポート
2025年6月18日 (水)
小川洋輔(m3.com編集部)
2024年度診療報酬改定の影響を評価するために実施された医師の負担軽減や外来医療に関する調査の結果が、6月18日の中医協総会で報告された。医師が勤務状況の改善を求める割合は診療科ごとにバラツキがある一方で、急性期一般入院基本料等と算定する病院の79%は医師が不足している診療科でも給与額を変えていないと答えた。手当をつけていても月額10万円未満が大半だった。生活習慣病管理料については、療養計画書などの業務負担を理由に算定していない医療機関が1割程度を占めていた(資料は厚労省のホームページ)。...
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