「骨太の方針2025、次期改定が期待できる書きぶり」、松本会長が評価

日本医師会会長の松本吉郎氏は6月18日、「骨太の方針2025」の閣議決定を受けて会見し、社会保障関係費に関する記載について、「歳出改革の中での引き算ではなく、物価・賃金対応分を加算するという足し算の論理となったことが非常に重要なポイント」と評価した。2026年度診療報酬改定に向けた年末の予算編成の議論に期待ができる書きぶりになったと受け止め、「我が国の平均所得引き上げや、医療・介護界が他産業の賃上げに追いつくためにも、公定価格である診療報酬で手当てすることが基本となる」と期待を込めた。...