かかりつけ医機能が高齢者救急対応の要、細川常任理事
レポート
2025年6月22日 (日)
橋本佳子(m3.com編集長)
日本医師会常任理事の細川秀一氏は、6月22日に開催された第159回定例代議員会で、高齢者の救急医療体制の確保にはかかりつけ医機能の推進が不可欠であると強調した。かかりつけ医機能は個々の医師の善意に依存するのではなく、地域全体で支える仕組みを構築すべきだとして、かかりつけ医機能報告制度への手挙げや医師会による初期救急医療への参加を呼びかけた。規制的手法ではなく、医師や医師会のプロフェッショナル・オートノミーと各地での協議により、地域の実情に応じた高齢者救急医療体制を構築する必要性も指摘、そのための制度設計と財源確保に努める方針も説明した。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。