小児持続鎮静へのプロポフォール使用、事件当時で2割、学会調査
レポート
2025年7月31日 (木)
橋本佳子(m3.com編集長)
2歳10カ月の男児が頸部リンパ管腫へのピシバニールを用いた硬化療法後に死亡した、「東京女子医大事件」の第30回公判が7月31日、東京地裁(細谷泰暢裁判長)で開かれ、事件後の2014年度に日本集中治療医学会が実施した小児集中治療におけるプロポフォールの調査結果の一部が取り上げられた。調査で回答を得た106施設中、使用していたのは20施設(18.9%)で、「持続投与による鎮静も稀ではない現状があった」との評価だった。...
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