「なぜ新たな地域医療構想が必要か?」、迫井医務技監が講演
レポート
2025年8月1日 (金)
橋本佳子(m3.com編集長)
厚生労働省医務技監を務める迫井正深氏は、長崎市で開催された第75回日本病院学会で7月24日、「新たな地域医療構想とこれからの病院医療―時代の転換点に見る新たなパラダイムとその意義」をテーマに特別講演をした。「なぜ新たな地域医療構想が必要か?」と問いかけ、2040年頃を見据え、医療の受給バランスが大きく変化するという「未来予想図」を見据えて医療提供体制を再構築する必要性を強調した。新たな地域医療構想では、従来の病床機能報告に加えて病院機能の報告を求めることで、病院単位での機能を基軸とした地域連携体制が一層進展すると期待される。...
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