地独法化の強みと旧都立・旧公社の長所を生かす- 東京都立病院機構の経営改革◆Vol.2
スペシャル企画
2025年9月8日 (月)
橋本佳子(m3.com編集長)、岩崎雅子(m3.com編集部)
東京都立病院機構副理事長の上田哲郎氏は、同機構の2025年度決算の見通しについて、こう語る。
「経営が厳しい状況にあることは変わらない。ただしコロナ補助金は2024年度から受け取っておらず、その影響はない。旧都立病院時代は、支出重視の予算編成であり、独法化後もその側面が一部残っていたが、2025年度は収入・支出のバランスを重視した予算編成を行うとともに、予実管理(予算と実績を比較・分析し、目標達成を管理する手法)を徹底し、2024年度以上の経営改善を目指す方針だ」...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。