医師偏在対策、厚労省が新たに提案した「3つの視点」

9月11日の厚生労働省「第4回地域医療構想及び医療計画等に関する検討会」では「医師偏在対策」について議論。厚労省は対策のための視点として、新たに（1）担い手の確保の観点、（2）地域の医療提供体制を維持する観点、（3）地域偏在が大きい診療科のアクセス確保の観点――の3点を提示した。また、2027年度からの次期医療計画策定にあたっては、医師少数区域の設定に当たり、医師偏在指標に加えて「地理的要素」を反映させることを提案。大筋で合意を得た（資料は、厚労省のホームページ）。...