高度医療の拠点化、医師過剰地域での参入規制など提案、健保連

健康保険組合連合会は9月25日、「ポスト2025」健康保険組合の提言や2024年度決算見込みのほか、2024年度の高額レセプト件数が過去最多となったことなどを公表した。「ポスト2025」提言は、国に対して実行・整備を求める5項目から成り、高度医療を担う病院の拠点化・集約化や高齢者救急の受け入れ体制の強化、かかりつけ医の推進に加え、都市部など医師が過剰な地域での参入規制を打ち出した。国民の選択に資するよう、医療機関の体制・治療成績等の情報開示も求めた。OTC類似薬の保険適用除外なども盛り込んだ（資料は、健保連のホームページ）。...