長期収載品希望の患者負担、厚労省が引き上げ案
レポート
2025年11月7日 (金)
土谷純一(m3.com編集部)
厚生労働省は10月6日に開いた社会保障審議会医療保険部会(部会長=田辺国昭・東京大大学院教授)で、今冬の取りまとめを目指す医療保険制度改革のうち、薬剤給付の在り方と高額療養費を議題に上げた。選定療養で長期収載品を選んだ場合の患者負担を、後発医薬品との価格差の4分の1から引き上げる案を提示した。また、委員間で賛否が分かれているOTC類似薬の保険適用除外について、厚労省は医療用医薬品とOTC医薬品の違いについてまとめた資料を出し、「OTC類似薬の範囲についてどのように考えるか」との論点を掲げた(資料は、厚労省のホームページ)。...
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