オンライン診療、「患者と医療機関が同一都道府県」は半数
レポート
2025年11月7日 (金)
橋本佳子(m3.com編集長)
2026年度診療報酬改定に向けて、「情報通信機器を用いた診療について(その1)」を取り上げた11月7日の中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所特任教授)では、不適切と想定されるオンライン診療の例が紹介された。患者と医療機関が所在する都道府県が同一の場合は48.9%と半数にとどまるほか、国外(アメリカ・オーストラリア)から実施する例もあった。禁忌確認について十分な情報が得ていないにもかかわらず、オンライン診療のみで処方したり、処方箋医薬品等を必ず受け取れると期待させる誇大広告も見られ、これらの対応が課題となる。...
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