市立2病院の赤字22億円が判明、再編再検討も-滋賀県長浜市病院再編◆Vol.2
レポート
2025年11月17日 (月)
土谷純一(m3.com編集部)
病院再編を目的として日本赤十字社による「指定管理者制度」を導入し、長浜赤十字病院と市立の2病院の一体的な経営に移行する方針を掲げていた長浜市だったが、市立長浜病院と市立湖北病院の2024年度決算が計約22億円の赤字に陥った。大幅な赤字の経営状況を受け、市は再編について「市立病院の規模や在り方を含めた再検討が必要」とし、指定管理者制度の導入は実質先送りになった。市は今後、どのように経営を立て直していくのか。その鍵となる18億7000万円と赤字の大半を占める市立長浜病院の経営状況と、2025年7月に発表した改善計画を見ていく(これまでの経緯は、Vol.1を参照)。...
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