高市首相、給与体系構築含め大学病院機能強化の方針表明

高市早苗首相は11月10日の衆議院予算委員会で、大学病院勤務医の給与について「本当に厳しい状況だ」と述べ、研究時間も確保できない厳しい経営状況では人材流出が進むとの懸念を呈した。日本維新の会との連立合意書に基づき、まず年度内に社会保障改革項目に関する具体的骨子を合意し、その内容を踏まえて適切な給与体系の構築を含めて、大学病院機能の強化に向けて取り組む方針を表明した。大学に対する基盤的経費は、財源として必要額をしっかり確保するとも述べた。...