外保連がロボット支援手術の赤字解消を要望、2026年度改定で
レポート
2025年11月11日 (火)
橋本佳子(m3.com編集長)
外科系学会社会保険委員会連合(外保連)実務委員長の渡邊雅之氏は11月10日の記者懇談会で、2026年度診療報酬改定に向けて、82学会から、新設138項目、改正186項目、材料 7項目を要望していることを明らかにした。手術関連は89件で、うちロボット支援手術関連が15件だ。内視鏡下手術と比べて高い評価がされているロボット支援手術は5術式にすぎないことから、新しい評価軸検討ワーキンググループで「既存技術と比較した優越性の定義」を作成、同定義に基づき増点を要望した。外保連試案2026に基づく人件費が診療報酬を超す手術がいまだ9割を超す現状の解決も求めている。既に8月に外保連は、日本外科学会、日本臨床外科学会とともに、厚生労働省とのヒアリングに臨んだ。...
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