ロボット手術675施設に普及、診療報酬でどう評価?
レポート
2025年12月5日 (金)
橋本佳子(m3.com編集長)
ダビンチをはじめとするロボット手術は、2024年時点で675施設に上り普及が進む一方、償還されない材料費が高く、逆ざやが生じているなどの問題を抱えている。12月5日の中医協総会(会長:小塩隆士・一橋大学経済研究所特任教授)では、ロボット手術を診療報酬上でどう評価するかが議論になった。厚生労働省は、▽各医療機関の算定回数の分布にばらつきがある、▽現時点では既存技術との比較で優越性が示されていない技術が大半、▽診療材料のコストがかかる――という点を踏まえ、ロボット手術の評価のあり方について、どのように考えるかと問題提起した(資料は、厚労省のホームページ)。...
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