武蔵野日赤が新病棟オープン、全529床にスマートベッド
レポート
2025年12月16日 (火)
田中留奈(伝わるメディカル)
武蔵野赤十字病院(東京都武蔵野市)は2025年12月1日、新病棟をオープンした。許可病床数を611床から586床(既存病棟57床を含む)に減らした上で、新病棟の529床は全て個室にするという大幅なリニューアルだ。がん診療の向上を目指して手術センターの拡充やPET-CTの導入などを行い、ハイブリッド手術室を新設したことで、TAVI(経カテーテル大動脈弁植え込み術)にも対応可能となった。周産期部門を1フロアに集約することで、ハイリスク妊婦や高齢出産、無痛分娩や産後ケアにも円滑に対応できるように工夫した。黒崎雅之院長は「今まで行ってきた医療をさらに良くして、新しいステージに進めることができる」と新病棟の意義を語っている。...
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