医療収入1193億、藤田学園の経営力の秘訣探る◆Vol.1
スペシャル企画
2026年9月1日 (火)
橋本佳子(m3.com編集長)
大学および大学病院を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、学校法人藤田学園の経営の好調ぶりとその実績の高さは群を抜いている。2025年度の医療収入は、4病院合計で1193億円に達した。その中核となる藤田医科大学病院は、1376床という全国トップクラスの規模ながら、病床稼働率は98.6%とフル稼働で、救急車受入件数は1万2000件超、手術件数は約1万7000件(うちロボット手術は1000件超)に上る。
「経営には特殊な手法があるわけではない。本業を真面目にやる。迷ったら進む。これに尽きる。これが私の哲学だ」。理事長の星長清隆氏はそう力強く言い切る。
星長理事長は泌尿器科教授を経て、2009年に病院長、2014年に学長へと就任し、2018年より現職を務めている。学長時代の2015年に策定した「10年ビジョン」をわずか5年でほぼ達成に導いた実績を持ち、現在は2022年に掲げた「Fujita VISION 2030」の実現に向けて邁進している。...
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