「入院完全停止」から復興へ、郡山市の星総合病院
スペシャル企画
2011年5月9日 (月)
橋本佳子(m3.com編集長)
メーンの中央棟は、建物の躯体自体が損傷、他の建物も使用不可になるなどの被害を受け、入院患者全員を他の病院に移送せざるを得なくなるなど、3月11日の東日本大震災で大きなダメージを受けた、福島県郡山市の財団法人星総合病院。 その後は、入院機能は完全に停止、慢性疾患患者の継続処方など簡単な外来診療のみに制限していたが、約2カ月が経ち、一部の病棟の修復を終え、5月16日から入院患者の受け入れのほか、手術も再開する予定だ。さらに、6月1日からプレハブ棟での外来診療も開始する。 病院内の対策本部で取材に応じる理事長の星北斗氏。後方の壁紙はまだ破れたままだが、震災後、知人の手による「夢」の書を飾り、復興を目指す。 理事長の星北斗氏は、「当院には、1981年の建築基準法改正以前の建物があり、2013年春に新築移転する予定で準備を進めていた。今回の震災はその矢先の出来事だった。幸い患者は全員無事に他院に搬送でき、職員にも怪我はなかった」と振り返る。病棟の改修やプレハブ棟建築に要した費用は約2億円。星総合病院の許可病床数は480床で、震災前に稼働させていたのは約430床。5月16日以降も当面は185床しか...
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