厚労省、社会保障改革の中間報告まとめる
レポート
2011年12月6日 (火)
京正裕之(m3.com編集部)
小宮山洋子厚生労働相は12月5日の記者会見で、社会保障と税一体改革成案のうち社会保障改革案の中間報告を公表した(資料は、厚労省のホームページに掲載)。同日開かれた厚労省の社会保障改革推進本部第5回会議で取りまとめた中間報告は、社会保障審議会などの議論を踏まえたもので、小宮山大臣は、「次の国会で、関連法案を出そうと考えているもの、またそれに向けて調整しているもの、今すぐ提出を考えていないものがある」と述べ、医療分野では、受診時定額負担や70-74歳の医療費負担増について、来年の通常国会への法案提出に向けて、検討を継続するとしている。中間報告は、厚労省案として12月7日に開かれる民主党の社会保障と税の一体改革調査会に報告する。 社会保障と税一体改革成案のうち、社会保障改革の中間報告を取りまとめ、公表した小宮山洋子厚生労働相。 中間報告は、民主党の厚生労働部門会議のワーキングチームや社会保障審議会で議論された内容(『診療報酬全体でプラスを目指すべき、民主部門会議が了承』、『一体改革成案の「議論の整理」了承、社保審医療保険部会』などを参照)を踏まえた結果となっている。その中で、受診時定額負担と...
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