海外200カ国での病院目指す- 徳田虎雄・徳洲会理事長に聞く◆Vol.2
インタビュー
2012年12月7日 (金)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
徳洲会グループは2006年にブルガリアで1016床の病院をオープン。東南アジアやアフリカを中心に、計15カ国で透析センターを開設。今後、世界200カ国に病院を作る計画だ。一方、国内でも、今後2年間で新規開設と既存病院の新築移転を合わせると計15病院をオープンし、5年間のスパンで見れば約30病院の新規開設・新築移転を行う予定になっている。事業拡大は今後も続く。 2006年にブルガリアに開設した、ソフィア徳田病院の模型(左)。現地スタッフが運営を担当する。同年には、ブルガリアで「第一級投資企業」の第1位に選ばれた。 ――次に海外の展開についてお聞きします。2006年にブルガリアに進出されています。 徳田理事長:「生命だけは平等だ」という理念・哲学を理解してもらうことが一番大事です。 理事長秘書:国内の医療を良くすると同時に、発展途上国の医療を向上させることが、理事長の目的です。(ソフィア徳田病院の模型を示しながら)ブルガリアの駐日大使で熱心な方がいらっしゃったことがきっかけです。海外に進出する際には、「生命だけは平等だ」という理念・哲学を理解し実践できるパートナーを見つけることが原則。また...
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