日医連、参院選に羽生田副会長を擁立
レポート
2013年1月16日 (水)
池田宏之(m3.com編集部)
日本医師連盟は1月15日、今夏の参院選に向けて、組織内候補として、日本医師会副会長の羽生田俊氏を比例代表候補として擁立することを決めた。羽生田氏は近く自民党へ公認申請する。日医連は、2007年と2010年の選挙で、得票数が減ったり、支持が分裂するなどして、支援候補が当選を果たせなかったことを踏まえ、組織内候補を羽生田氏1人に絞り、議席の獲得を目指す。 また、日医連は会見の中で、自民党現職の武見敬三氏(当選3回、比例)が東京地区の候補として出馬する動きがあり、立候補が決定した場合は東京都医連とともに支援することも表明。一方、2010年の参院選で民主党の公認を得て、日医連が支援しながら敗れた全日本病院協会副会長の安藤高朗氏については、今回は支援をしない意向を示した。 日医連の唯一の組織内候補となる羽生田俊氏と、日医連の横倉義武委員長は、全国組織をまとめて当選を目指す考えを示した。 会見に臨んだ日医連の横倉義武委員長は、羽生田氏擁立の理由について、「10年前から日本医師会の役員を務め、政策に通じている。(64歳という年齢を心配する声もあったが)1期で十分力を発揮できる」と説明した。候補を1人...
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