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「謝罪広告」と説明求め、福島県を提訴

レポート 2014年3月12日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

双葉病院(福島県大熊町)などを経営する、医療法人博文会は、東日本大震災から3年目に当たる3月11日、福島県を名誉棄損で提訴した。謝罪広告を、福島民友新聞、福島民報新聞、河北新聞、読売新聞(全国版)、朝日新聞(全国版)、毎日新聞(全国版)に各1回、福島県のサイトに、謝罪記事を1年間掲載することを求める内容だ。金銭的な賠償は請求していない。 東日本大震災に伴う、福島第一原発事故後の2011年3月18日、マスコミが「双葉病院が、患者を置き去りにした。患者の搬送に付き添わなかった」などと、事実とは全く異なる“バッシング”報道が展開された(『“双葉病院事件”の真相、当事者医師、語る』を参照)。大熊町にあっても、早い病院では3月13日には患者搬送を終えていたが、博文会が、双葉病院と介護老人保健施設「ドーヴィル双葉」の患者と入所者、計400人超の避難を終えたのは、3月18日のこと。県や自衛隊などの対応の遅れが原因だった。 博文会は、“バッシング”報道の発端となった福島県の広報を問題視。博文会理事長の鈴木市郎氏は、提訴に踏み切った理由を、「患者の慰霊祭の時に、避難経過を説明したいと考えているが、いくら...