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専門医の更新料、日本専門医機構に「1万円」

レポート 2015年6月5日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本専門医機構は、6月1日の臨時社員総会で、2015年度の予算案と事業計画案を了承、専門医の更新料として、同機構が医師から徴収する額は1万円とするほか、5年間有効の研修プログラム審査・認定料は、領域ごとに1施設当たり初年度10万円、以降4年間は1万円で、計14万円とすることが決まった。 日本専門医機構理事長の池田康夫氏。 新専門医制度は、2017年度から研修を開始する医師が対象。それに先立ち、既に専門医を取得した医師を対象に、日本専門医機構が承認した「専門医更新基準」に基づく更新を、準備が整った基本領域から始める。新更新基準で2015年度から更新を行うのは、産婦人科領域と病理診療領域の2領域(『専門医更新、2学会は2015年度から新基準』を参照)。泌尿器科領域は2016年度からの更新を予定。整形外科領域の更新基準も承認済みだ。これら4領域以外の基本領域も、更新基準を承認した領域から、順次、新基準に基づく更新を行う。 1万円は日本専門医機構に支払う更新料で、別途、審査実務を担当する各学会にも更新料を支払う。同機構理事長の池田康夫氏によると、現在の更新料に、1万円を上乗せする形にするか、減...