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専攻医数、「激変回避」のため調整も- 池田康夫・日本専門医機構理事長に聞く◆Vol.2

インタビュー 2016年1月30日 (土)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――2015年12月から、研修プログラムの申請受付も開始しました。 日本専門医機構理事長の池田理事長によると、研修プログラムは今年6月の終わり頃に公表予定。 産婦人科と耳鼻咽喉科、病理、臨床検査については、12月1日から申請受付が始まっています。それ以外の領域でも、順次開始しており、現時点で申請を受けているのは、19の基本領域中、14領域。内科も間もなく開始します(取材は1月13日に実施)。残る4つの領域のうち、一番遅くなるのが恐らく総合診療でしょう。総合診療については、モデル専門研修プログラムの最終の検討段階にあり、今月(1月中)には完成予定で、2月上旬から申請受付が始まるでしょう。 産婦人科については、研修プログラムがほぼ出そろったようです。耳鼻咽喉科も先日、札幌での専門医研修に参加したのですが、100施設弱と想定される基幹施設から申請があったと聞きました。 ――基幹施設は、各領域でどの程度の数を想定されているのでしょうか。 多いところで、外科は300前後の施設、内科は350前後の施設。小児科、整形外科、産婦人科が200施設弱。一方、単科の領域は、大学病院を含めて、100施設前後で...