地域医療構想、失敗に終わる懸念 - 梅村聡・おおさか維新の会・参議院比例代表支部長に聞く◆Vol.3
インタビュー
2016年5月24日 (火)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
――前参院議員時代は、大阪府選挙区でしたが、今回は比例代表(全国区)からの立候補です。今は全国を回られているのでしょうか。 「地域医療構想の実現には、データを徹底開示し、各病院に経営判断を委ねるしかない」と梅村聡氏。 比例代表(全国区)に決まったのは、「おおさか維新の会」の皆さんとの話し合いによるものです。この3年間、視察や講演で、全国のいろいろな地域に行きました。各地に、「今回、初めて(梅村氏に)投票ができる」と喜んでくださる私の支援者がおられるので、ありがたいことです。 ただ私の票の大半は、やはり地元であり、私の名前が通っている大阪府内から出ると予想しています。「おおさか維新の会」の議員とも、以前から付き合いがあり、大阪府政と大阪市政ともに、おおさか維新の会が与党です。やはり全国を回るのは移動時間もかかるので、大阪府内での活動が中心になっています。 ――最近の講演会では、地域医療構想についてお話になる機会が多いとお聞きしました。 地域医療構想ですが、今のままでは失敗すると考えています。国や都道府県が目標を策定しても、現場の病院が果たしてそれに従うのか。「海外では、うまく行っている」...
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