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横倉日医会長、大差で当選、3期目始動

レポート 2016年6月25日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会定例代議員会で任期満了に伴う役員選挙が6月25日に行われ、現職会長の横倉義武氏は、有効投票数363票のうち、317票を獲得して、3期目の当選を果たした。前期で日医常任理事を務めた石井正三氏は41票で、大差で敗れた。白票5票、無効票はなかった。横倉氏は71歳、2012年から日医会長を務める。 3期目に入る横倉義武会長。 副会長3人、常任理事10人、理事15人、監事3人、裁定委員11人は定数通りの立候補者しかおらず、信任を得た。いずれも任期は同日から、2018年6月に開催予定の定例代議員会までの2年。 副会長の3人は現職で、中川俊男氏、今村聡氏、松原謙二氏。常任理事は7人が現職で、3人が新人(『日医役員選挙、会長選は横倉氏と石井氏の一騎打ち』を参照)。いずれも横倉氏がキャビネットとして挙げていたメンバーだ(『「全医師が結集する組織に」、横倉日医会長が3期目目指す』を参照)。 左から、松原副会長、中川副会長、横倉会長、今村副会長。 横倉氏は、「大変難しい医療環境の中での日本医師会の執行であり、全員が一致団結して、しっかりと対応していくことで、国民の皆様に適切な医療を提供できる環境作...