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「女性医療職エンパワメント推進議員連盟」発足のわけ - 自見はなこ・参院議員に聞く◆Vol.1

インタビュー 2017年2月9日 (木)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

1月末、「女性医療職エンパワメント推進議員連盟」が発足、その設立総会を開催した。超党派の議連で、衆参両院から212人と、多数の議員が入会している(1月30日現在)。かねてから医療職の過重労働が問題になり、「働き方改革」が政府課題となる中、本議連はどんな活動をしていくのか――。 同議連の会長には野田聖子議員が就任、事務局長は、2016年7月の参院選で、日本医師連盟の推薦を受け、初当選を果たした自民党の自見はなこ議員が務める。小児科医でもある自見議員に、本議連の狙いをお聞きした。話は、自見議員が掲げる2017年の7つの課題に始まり、新専門医制度に対する自身の考えまで及んだ(インタビューは、2017年2月2日に実施。計4回の連載) ――なぜ「女性医療職エンパワメント推進議員連盟」を立ち上げたのか、その理由からお教えいただけますか。 その前にまず私が今年、取り組むべき7つの課題について説明させてください。その中にこの問題が含まれているからです。地区医師会で講演する際にも、このお話をさせていただいています。 自見はなこ議員は、2016年7月の参院選で、日本医師連盟の推薦を受け、初当選。 第一は「...