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「外来で入院生活・退院後の経過を説明」、点数新設

レポート 2018年2月7日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

2018年度診療報酬改定の「重要課題」となった「地域包括ケアシステムの構築と医療機能の分化・強化、連携の推進」では、住み慣れた地域で継続して生活できるよう、入院予定の患者に対し、外来で入院に関する説明をした場合の「入院時支援加算」200点(退院時1回)を新設するほか、入院早期から退院後までの切れ目のない支援を評価している実態に合わせて「退院支援加算」を「入退院支援加算」に名称を変更するなど、さまざまな改定を行う(資料は、厚生労働省のホームページ)。 2018年度診療報酬改定!徹底解説 在宅復帰率についても定義等を見直し、急性期一般入院料1、7対1特定機能病院入院基本料等については「在宅復帰・病床機能連携率」に名称を変更、その他の入院料に係る指標は「在宅復帰率」とする。4月から新設される「介護医療院」は「自宅等」の扱いとする。 医科と歯科の連携を推進する観点から、かかりつけ医とかかりつけ歯科医が連携した場合の「診療情報連携共有料」120 点を新設。医師と看護職員以外の医療従事者が共同指導する場合も、「退院時共同指導料」の算定を可能にするなど、退院後の診療等の療養に必要な情報提供も評価する...