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横倉日医会長、2018年度改定「60点より少し上に」

レポート 2018年2月7日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の横倉義武氏は2月7日、日本歯科医師会、日本薬剤師会との合同記者会見で、同日答申された2018年度診療報酬改定について、「前回改定に引き続き、少ない改定財源でもそれなりの評価ができたと認識している」との見解を示した。診療報酬本体の改定率0.55%は「60点」との評価だったが、その60点の財源で、「中医協委員の先生方、中川(俊男)副会長を中心に、より良い配分をしてくれたと理解している。60点より少し上に行ったと思う」と一定の評価をした。 2018年度診療報酬改定!徹底解説 日歯会長の堀憲郎氏も、「改定率の時点では60点という評価だった。限られた財源の中では、70-75点ぐらいまでできたのではないか」、日薬会長の山本信夫氏の代理で出席した副会長の森昌平氏も、「調剤報酬の改定率は65点と評価したが、0.19%という改定率の中では、自分たちが目指す方向性を改めて示すことができたのではないか」とそれぞれ述べた(『2018年度診療報酬改定、加藤厚労相に答申』、『横倉・日医会長、「改定率は60点、希望は0.76-0.78%だった」』を参照)。 三師会は、2018年度診療報酬改定を受け、...