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医療のかかり方を広める懇談会発足、デーモン閣下も参加

レポート 2018年10月9日 (火)  岩崎雅子(m3.com編集部)

厚生労働省は10月5日、患者やその家族に医療のかかり方を周知・広報する方法を検討する「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」の第1回会議を開いた。会議では「受診前に患者の不安を解消できる情報発信が必要」「危機感を醸成できる客観的なデータで、医師の過酷な労働環境を発信すべき」などの意見が相次いだ。同省が医療機関の適切な利用方法を議論する場を設けるのは初めてで、不必要な受診を減らし、医師の負担軽減と医療の質向上につなげたい考え。今後月1回程度で会議を開き、12月に同省の「医師の働き方改革に関する検討会」に議論内容を報告する(資料は、厚労省ホームページ )。 座長には東京大学大学院医学系研究科教授の渋谷健司氏が就任。構成員には、日本医師会常任理事の城守国斗氏や、電通でCMプランナーなどを務めた株式会社ツナグ代表取締役の佐藤尚之氏、元厚生労働省事務次官の村木厚子氏のほか、アーティストのデーモン閣下など、さまざまな立場の人が名を連ねた。 会議でコメントする根本匠厚労相(左) 誰もがアクセスしやすいページを 懇談会冒頭では、小児医療に関する情報発信を行う一般社団法人知ろう小児医療守ろう子ども達...