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循環器内科領域でのインターベンション治療の成熟、医療の質向上に向けて

レポート 2019年2月24日 (日)  NCD事務局

内科領域として、いち早くデータ登録を始めたCVIT。J-PCI(日本心血管インターベンション)レジストリーに関しては、NCDへの移行後も登録件数は順調に推移し、さらに専門医認定医制度とのひもづけにより、今やPCI施行数の9割以上がデータ登録されている。同学会の前理事長で東邦大学医療センター大橋病院循環器内科教授の中村正人氏と、現理事長で東海大学医学部内科学系循環器内科教授の伊苅裕二氏、レジストリー委員会委員長で愛知医科大学循環器内科教授の天野哲也氏に、NCD参画の経緯と意義や成果、NCDデータの利活用についてお聞きした。(本文中、敬称略) プロフィール 中村正人(なかむら まさと)東邦大学医療センター大橋病院 循環器内科教授。1982年東邦大学医学部卒業 伊苅裕二(いかり ゆうじ) 東海大学医学部内科学系循環器内科教授。1986年名古屋大学医学部卒業 天野哲也(あまの てつや)愛知医科大学循環器内科教授。1989年名古屋大学医学部卒業 専門医制度との紐づけで、毎年20万件以上の登録数を維持 ――NCD参画の経緯について。 中村 以前よりPCIの実態調査が必要であることは、多くの会員が認...