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WHO事務局長選挙のあおり、不遇の時代も【平成の医療史◆特別編】

スペシャル企画 2019年5月12日 (日)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

【渋谷健司・前東京大学教授の「私の医歴書」】 Vol.1◆東大教授を辞任、英国で新たなチャレンジ Vol.2◆医局所属せずキャリア拓く、恩師との出会い Vol.3◆ハーバード大留学、一時は帰国もWHOへ Vol.4◆WHO事務局長選挙のあおり、不遇の時代も Vol.5◆東大教授に、「大変な選択肢選べ」が後押し Vol.6◆Lancet日本特集号監修、教室発展の契機に Vol.7◆「保健医療2035」厚労相の一本の電話から Vol.8◆ビジョン検討会「炎上するなら私が」 Vol.9◆東大医学部の世界ランキング、向上に貢献 Vol.10◆「成功への王道なし」、自身で道切り拓け ――WHOの最高意思決定機関は、加盟国の総会。その議決内容に基づき、実務は事務局が行う。その事務局長がWHOのトップ。事務局長は加盟国の選挙で選ばれ、その任期は5年。 WHO時代は、事務局長選挙を2回経験したのも、今ではいい思い出です。 1998年から事務局長を務めたグロ・ハーレム・ブルントラントは、精力的にさまざまなアジェンダに取り組んでいました。その一つが、世界各国の保健システムのパフォーマンスに関するランキング...