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「AIホスピタル」慶應大・阪大など4病院で実装

レポート 2019年11月12日 (火)  長倉克枝(m3.com編集部)

内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」の成果発表シンポジウムが11月11日、日本医師会館で開催され、AIホスピタルシステムの実現に向けた開発と実装を進める国立成育医療研究センター、慶應義塾大学病院、大阪大学医学部附属病院、がん研究会有明病院の4病院がそれぞれの実施体制や取り組みを紹介した(AIラボ・シリーズ『「AIホスピタル」成果発表シンポジウム2019』を参照)。 11日に開催された同シンポジウムのパネルディスカッション SIPは府省・分野横断型で特定課題について予算を重点配分する政府の研究開発事業で、「AIホスピタルシステム」プログラムはSIP初の健康・医療分野の課題。2018年夏に研究開発の責任研究者の公募、採択を経て同年10月からスタートした。AI、IoT、ビッグデータを用いたAIホスピタルシステムを開発、社会実装することで、高度で先進的な医療サービスを提供するとともに、医療機関における効率化を図り、医師ら医療従事者の負担軽減を実現するのが目的。5年間の事業で、終了する2022年度末の到達目標として、AIホ...