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安倍政権下の厚労相「誰も評価できない」65.0% ◆Vol.2

医師調査 2020年9月15日 (火)  小川洋輔(m3.com編集部)

安倍政権(第2次内閣以降)では、田村憲久氏、塩崎恭久氏、加藤勝信氏、根本匠氏の4人が厚生労働大臣を務めたが、医師の65.0%は「誰も評価できない」と厳しい回答を寄せた。高く評価する厚労相として、最も多く名前が挙がったのは、塩崎氏(17.3%)で、加藤氏(10.3%)が続いた。在任期間が長い両氏が比較的評価されるかたちとなった。 医療政策を進める上で「官邸主導」「厚労省主導」のどちらがいいか尋ねたところ、厚労省(56.5%)が官邸(43.5%)をやや上回った。 Q 第2次安倍内閣以降の厚生労働大臣で最も高く評価するのは誰ですか。 開業医では、塩崎氏が12.7%、加藤氏が11.4%と拮抗した一方、勤務医では塩崎氏が18.9%に上り、加藤氏(9.9%)の2倍近くとなった。「保健医療2035提言書」の取りまとめでは若手識者らを積極的に懇談会メンバーに登用するなど、現場重視の姿勢が勤務医の印象に残りやすかったとみられる。 Q 安倍政権下では、「官邸主導」と言われたのが特徴の一つかと思います。COVID-19の医療面での対応も含め、医療政策については官邸主導と厚労省主導、どちらがいいと思いますか。...