新型コロナワクチン接種に明け暮れています

　さて43回目です。最近は新型コロナワクチン(コミナティ®)の接種に明け暮れる毎日です。僕のように週に1日だけ医療機関で働き、ほとんどの日は嘱託で産業医をやっていると、今回のCOVID-19禍についてなかなか直接力になれていないと感じ、結構心苦しいものがありました。もちろんクラスターを発生させないように事業所での注意を徹底する、従業員が濃厚接触者になった時に対応するなど、感染を減らすために貢献してきたという自負はあります。　しかしここに来て高齢者へのワクチン接種が始まり、打ち手の医師・看護師不足に各自治体が困るという事態となり、私のところにも方々からSOSが届き始めました。おそらく実際に患者を診ている先生方や看護師さん方は私なんぞよりも体力的にも精神的にもはるかに忙しく、これ以上引き受けられないだろうと思い、空いている時間をとにかく接種の応援に回しています。主に個別接種の手伝いですが、さまざまな機関に伺うことにより、場所によってやり方が実にまちまちであり、1時間当たりに打てる人数にはずいぶん差があるなと感じています。　「打つ側が回る」が効果的かも　例えば問診から打つまで全部医師がやると...