在宅患者さんに合格点をいただきました
オピニオン
2021年6月13日 (日)
神田橋宏治(医師、DB-SeeD社長)
その日、僕は2回目の訪問診療に伺う患者のマンションの前に立ってチャイムを鳴らしました。すると中から「開いてますよ。どうぞ」という声が聞こえます。
ここの方は100歳になる一人暮らしの高齢女性。足腰が弱くなって病院に通うのが難しくなったので僕が訪問診療に入ることになりました。圧迫骨折や脊柱管狭窄症などで腰痛や足のしびれがあり、介護度は要介護2ですが頭はしっかりとしていると前医からは引き継ぎでいます。軽度の高血圧などはありますが、室内で生活する分にはあまり不自由はなくヘルパーさんには主に買い物などを頼んでおられるとのことです。...
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