クラスターや熱中症……、夏の繁忙期と重なる苦労も - 柳川洋一・東京五輪・パラリンピック自転車競技VMOに聞く
インタビュー
2021年7月13日 (火)
聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)
間近に迫った東京五輪。大半が無観客となる中、有観客で開催される競技が、静岡県で開催される自転車競技。トラック競技を行う伊豆ベロドロームと、マウンテンバイク協議を行う伊豆MTBコース、2つの会場での会場医療責任者(VMO;Venue Medical Officer)を担うのが、順天堂大学医学部附属静岡病院救命救急センター長、救急診療科教授の柳川洋一氏だ。東京五輪・パラリンピックの前半の期間は、伊豆市の選手村の分村の医療責任者の任務にもあたる。
「一番懸念しているのは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスターだが、開催するには成功裡に終わってほしい」と語る柳川氏に、静岡会場の医療面での準備状況や体制などをお聞きした(2021年7月12日にオンラインでインタビュー)。...
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