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オリパラ「できるだけ特別な体制は敷かない」-COVID-19座談会(神奈川編)◆Vol.1

スペシャル企画 2021年7月21日 (水)  聞き手・まとめ:岩崎雅子(m3.com編集部)、橋本佳子(m3.com編集長)

 2020年2月、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」(DP号)が横浜港に寄港し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策にいち早く直面することとなった神奈川県。同県ではDP号の教訓を、重症度に応じて療養先を決める「神奈川モデル」につなげていく。当時DP号で担当者が直面した問題は何だったのか、そして、その後の流行を神奈川モデルはどう乗り切ってきたのか──。行政や基幹病院からキーパーソンが集まり、神奈川県のCOVID-19対応を語っていただいた(座談会は2021年6月28日に実施、随時掲載予定。文中敬称略)。 【出席者】・神奈川県医療危機対策統括官、藤沢市民病院副院長:阿南英明氏・神奈川県立足柄上病院病院長:牧田浩行氏・厚生労働省医政局経済課医療機器政策室長:堀岡伸彦氏        司会:橋本佳子(m3.com編集長)  阿南氏は県の医療危機対策担当理事で、医療危機対策統括官として県内のCOVID-19対応に当たり、DP号では神奈川DMATを率いて活躍。堀岡氏はDP号に厚労省医政局総務課の保健医療技術調整官(当時)として本省と県の橋渡しに尽力した。牧田氏は県内の...